絶賛墜落中の空中遊園地

大地とキスするまでに遊び倒せ

PCをケースだけ変更(中身引っ越し)した話

Antec P180って知ってる?

大昔のPCケースだ。ミドルタワーなのに無駄にでかくて、なんか重くて、パネルとかしっかりしてるから静音だとか言われて当時人気だったケースだ。

あの頃はDTMを割と真面目にやろうとしてたりしたんで、静音って気にしてたんだよね。いうほど録音した記憶ないから無駄な努力であったが。

んで、初期型のP180って裏配線もできないホントの骨董品で、未だに使う理由はないんだけど。めんどくさがりなもんでケースを買い換えるために調べるのがめんどくさくてずーっと使い続けていた。

が、流石に外側とか一部錆びてきたりしてて、他にも擦れとかで傷んでるのもあり。

ホントは中身も新しいの欲しいけど現状IYH禁止令を発令しているので我慢して、ケースだけ買い換えることにした。

 

買ったのはThermaltake Versa H26。

4k強JPYとだいぶ財布に優しい金額だったが、今どきは当たり前だろう裏配線対応しつつ、最近流行りの透明サイドパネルついてたりしつつ、5インチオープンベイあって*1電源が別チャンバーで、フロントメッシュで吸気ファンつけれて、各所のメッシュは防塵フィルター装備、ってことでかなりいい感じ。どこか致命的な欠陥があってもおかしくないくらい値段とカタログスペックが噛み合ってなくて不安だったりもしたのだが、実物は軽いっての以外に徳には違和感のない物体。工作精度とか悪いのかもしれんが、組み付けて問題を感じることもなく、はじめての裏配線も実際にやると単に楽なだけで、きちんと組み立ての利便性を考えられたケースだなぁ、と褒めこそすれ、文句をいうところは特になかった。

いいケースなのにこんなに安いのか。すごい時代だな。

軽いとか薄いってのも、もはや今どき爆熱のパーツを轟音たてて冷やすとかいう時代じゃないので全然問題にならず。回転するドライブなんか使わない時代だし、振動がどーのこーの言う時代じゃないゆえ*2、軽いのは単に組み立てが楽というメリットと成っていた。

クリアパネルもいらねーだろと思っていたが、中が見えるとコネクタハズレとかネジ緩み、あとはホコリ関係でトラブル時はその前に予兆を発見できそうで悪くない。

あと中身が見えるの意外と楽しかった。あまりこだわりなくPCを組むようになって久しいが、それでもいろいろ考えてパーツ選んで自分で組み付けてるので、多少の思い入れはあったのだなぁ。

光らせる趣味はなかったが、これそのうち光らせ始めそうな魔力があるな。価格がアホみたいじゃなくなったら光るファンとか買いそうで怖い。

ゲーミングなんちゃらは光るって意味だよ、とかよく馬鹿にしてるのに、実際に光らせちゃったら恥ずかしいな?

 

ま、ともあれThermaltake Versa H26、型番で言うところのCS7070 CA-1J5-00M1WN-01。

安いのにまともで、スペックにピーキーなところもないのでこのデカさ*3が問題にならない全てのジサカーに無難な選択肢として掲示して良い安牌だと思う。

あとケースだけ変えるのめんどいけど、自作した気になれて楽しかったのもあるので。

IYH禁止令中の自作erはケースだけ変えて気を紛らわすのもいいかもしれない。

 

 

P.S.

四半期ごとにエアダスターで掃除はしてたのだが、割と完全分解したらホコリがあったので。

防塵フィルターのないPCを使ってる人は特に、年1くらいで完全分解して掃除した方がいいかもしれないねぇ。

今回は防塵フィルターつきケースに変えて、ついでに正圧にしたので大丈夫だと自分は信じたいが、掃除は今までどおりのは最低限やっていきますはい。

*1:最近は使わないだろってことでないやつ多いねぇ。さもありなん

*2:まぁ自分はまだHDD使ってるけど、次組むやつは多分使わんし、今使ってるHDDもそのうちNASでも導入してPCからは外す気がする

*3:流石にP180よりは小さいが、比較対象がでかすぎるだけで、ミドルタワーとしちゃちとでかいとは思う。が、でかいは組付けの容易さとしばしばトレードオフなので、サイズを攻めてる小さいやつは買うの冒険なんだよね

BFVのオープンβをやった雑感

BF4はつい最近もやってるくらいにはずーっとやっている。好きなゲームだ。

一方でBF1*1は全然やっていない。

なんとなーく、肌に合わない感じがあったのが大きいが、発売直後にチーターが暴れててちょっとテンション下がってたのも大きいか。Titanfall2とも被ってたし。

ただ、結局今またやるBFはBF1ではなくてBF4なのも事実である。

 

まぁしかし、そんなコトはどうでもいい。今更だ。このエントリの主題はそういう話ではない。

つまるところ問題はBFVなのだ。新作が出るのだ。今年、ついに。

 

 

DICE謹製BFはリブート後のBF3からずっとやってきている訳で、しかし今回のBFVは初めて前作をろくにやってないタイミングできた新作だ。

テンション上がらないのが正直な気分だ。

BF4の発展形のゲームならやりたいが、それをBFの方向性としてDICEが採用しなかったのはBF1から明らかであり。もしBF1みたいな感じのゲームだったら、多分今回もnot for meである可能性が高い。

ってことで先日のBFVのオープンβ、全く楽しみにしてなくて。「どうせ買わないだろうからやっとくかー」って気分でやり始めた。

 

で、結果として。

BFVはBF4とはぜんぜん違う方向を向いているゲームだったのだが。

どうにもBF1ともなんか違う。

ということでもしかしたら面白がれるかもしれないな、やるかもな、って少しだけ前向きな気分に今はなっている。

 

個人的にBF4も全肯定しているわけではなくて、例えばOperation Lockerは大嫌いだった。

BFは64CQであるって思っているので、思い描く大規模戦objルールの理想形にかなり近かったBF4の64CQにおいて、唯一プレイフィールが64CQではなくたんなるデスマッチに感じられていたOperation Lockerはやりたくないマップであった。

しかし、ご存知の通り、Operation Lockerは人気マップだ。なんならOperation Lockerしかないサーバーまである。

で、世間と自分の趣味の乖離をBF4時代も実感してた訳だが。

BF1に至っては全てのマップがいつでもどこでもプチロッカーみたいなプレイフィールに感じ、しかし世間的にはロッカー的ってのは正しい方向性のはずで、AAAタイトルであるBFの進む先としては間違ってないのかもな、not for meなだけで。

そんな気分だった。

 

だからBFVも似たようなものだろうと思って最初はやっていたのである。

だが実際にプレイしたら、良くも悪くもBF1ともまた違う、もちろんBF4ともぜんぜん違う、更に違うなにかに成っていた。

これからするのはそういう話だ。

↑これが初プレイの録画

 

BFV、最初はBF1以上に64CQ選んでやってるのにプレイフィールがデスマッチ、っぽいどころじゃなく完全にデスマッチ、ってことで正直「えー?」って感じだった。

しかも妙にキャラのHPが低く、初期の所持弾数も少なく、複数人抜きが結構シンドいので、かなり腕のいい人以外は皆まとめてワチャワチャしてガチャガチャ死んでるような、そんな感じがしていて。

旗の攻防がまともに行われてない感触*2の試合展開でもなぜか接戦になる、胡散臭い得点計算も想像しちゃったりで*3。正直、テンションが上っていたとはいい難い。

ただある程度兵科ごとの癖とか、使える銃とアタッチメントの組み合わせとか、そういうのを掴んでキルが取れるようになると、BFに、つまり64CQに求めていたのとは違うところの面白さが見えてくる。

つまり、面白いデスマッチのプレイフィールだ。

↑工兵兼突撃兵な感じのグレネーダーの初期アサルトにスナイパーの初期スコープをのせてる図。近距離腰撃ち中距離ADSフルオート遠距離ADSタップで全距離対応感。スナイパー相手でも頭に当てれれば割と撃ち勝てたりで楽しかった。

 

BFV、銃とアタッチメントの組み合わせ次第では割と離れた敵にもしっかり狙えば射撃が当たる感じがあり。

体力が低いから接近戦をするとどうしても削られて複数人の相手がしんどかったりするが、ある程度離れてる相手を討ち取れるなら当ててこない相手なら一方的にキルできる訳で、複数人を相手にできる感じになる。

正直、旗の攻防が主体の64CQで旗の外の敵を削り続けても自分のキルが伸びる以上の意味はない。BF4でそれやってる敵味方が多いとそのサーバーはまともに64CQができなくなるので自分は抜けてしまうだろう、そういうプレイだ。

なのだが、BFVだとそうやってひたすらデスマッチ気分で敵を倒すのは、楽しいのであった。

 

そもそも、無理して旗落としてもあまりリターンが感じられないので、自分のデスを積み上げてでも旗に前進圧力かける意義が感じられない訳で。BF4的な前線がきっちりできる感じのない、BF1的な感じも相まって、真っ先に旗に突っ込んでいくような動きをしないで、次の拠点へ移動したい敵を外でひたすら刈り取るようなキル稼ぎムーブが楽しかったのであった。

つまり、接近戦をしない立ち回りでいいことになってしまう。

なので、今までは絶対やらなかった事もやった。

偵察兵で、単独行動スナイパーだ。

↑スナイパーでひたすら単独行動してるラウンドの抜粋。この日は録画し忘れ多くハイライトも切っちゃってたのでドヤ顔したいクリップが残ってなくて見世物になるほどの絵じゃないのだが、まぁベータのお試しプレイの一部だってのと、そもそもプレイヤー俺だから大したプレイあるわけ無いじゃん、ってので許して欲しい

 

そもそも、BF4だと64CQやらせたいサーバーだと人数制限かけるくらいには偵察兵って嫌われていた。ラジオやセンサーなど重要なガジェットがあるので、64CQにおける役割をきちんと果たす偵察兵はむしろ必須なくらいなのだが、実際は芋砂して旗に絡まないプレイヤーが多かった。

なもんで、自分も偵察兵って正直いいイメージがなく、自分でやる気もしなかった。単純にAIMがヘタでボルトアクションライフルじゃまともに戦えない、って問題もあったが、そもそも扱えるようになる練習をする気もなかったって話。

だったんだけど、BFVは前述の通りBF4的な意味での64CQは端からできないので、しかも遠距離を刈り取るデスマッチプレイがハマる感じなので、じゃぁ初期装備でスコープもついてる*4偵察兵の初期銃を使ってみるべきかーって初回でも触っていたが。その時点で思ってるより当てやすいのと、ちゃんとHSしないと死なないのでずるしてる感じもなくて*5やってて楽しかった。PUBGでKar使ってる時のノリだな。

ベータの終わり際は偵察兵だけやってたりもしたけど、なんだかんだでキルはアサルト持ってる時と同じくらいには伸ばせるようになったし、死ぬのも迂闊に寄らせた時か手練にカウンタースナイプもらった時くらいなので納得感もって死ねたし、サーバーの戦況にかかわらずある程度自分の意図した感じにデスマッチはできたし(しかし64CQはできない)、まぁまぁ楽しめた感じだ。

本気でやり込むならQS的な近接撃ちと、メインで狙うそこそこの距離で動いてる相手の頭狙う技術、その辺を鍛えないとダメそうで、つまりFPSerとしてレベルアップをはかる必要があるので、その辺も前向きになれる理由だね。

 

あと、これはベータ終わったあと知ったけど、今作では偵察兵は単独行動ができる兵科として意図的にデザインしてるそうで。正直、分隊行動してこそのBFだと思ってるけど、実際問題、野良だとまともな他兵科の支援なんか期待するべきではないので。その辺で萎えたりせず最初から自分の力で自分の結果を出す様になってる兵科なら、野良でも楽しく遊べるかなぁ? って期待もある。

正直BF4でもフレンドと一緒じゃないとやる気は出ないので。BF1をあんまりやらなかったの、誰もフレンドがはまらなかったってのが大きな要因だと思うし。

その辺でBFVは、やれば実際にはプレイ時間が伸びるかもなーって思っている。

 

 

まぁそんな訳でBF1が合わなかったせいで個人的にイマイチ盛り上がってなかったBFVに、オープンβを経てそれなりに期待してる感じになったよ、って話でした。

ベータの結果を受けて割と調整を入れるって話だから、それがプラスに働くことも祈っておこう( ó㉨ò)人

*1:数字のせいでわかりにくいが、こちらがBF4のあとに出たより新しいBFシリーズのゲームだ

*2:ざっくり。BF4で面白い64CQやってる時とダメな回ってない64CQやってる時の差異を感覚的にはなんか感じちゃうので、その延長の感覚(ざっくりふわふわした言動)

*3:たぶん、旗の差がよほど開かないと拠点数で大きい差がつかないように調整する係数がかかってる、そんな感じ。BF4の感覚で旗を撮れてないからヤバイと思っても全然平気だったり、無理して取りに行っても特に有利ができてなかったり

*4:時代的に光学サイトあるはずないので他の銃がアイアンサイトなのはいいのだが、なんでスナイパーだけスコープ付いてるんだろね? まぁ他のも自分でつけたら付くけど光学サイト

*5:どうにも胴撃ちでも1s1kで倒せちゃう銃は嫌い

DOOM(2016)がマジでサイコーだという話

シューターなのになんで今まで避けて通ってたんだ!

 

DOOMの話をする。

なんで今さらって? 今年のサマーセールでやっと買ってやったからだよ!

発売が2016年なのは知ってる。ごめん今まで意図的に無視してた。

っつーのもグロやゴアが全く駄目なわけではないけど好きじゃなくてねー。

まぁでも今年続編が発表されたから、流石にやらん訳にはいかんなーと手を出した。

 

そして後悔した。

いや、ほんと。なんで今までやってなかった。

発売直後にやっておくべきだったと後悔してるよ。

ホント傑作。

 

DOOMはその昔自分がやりたくてもできなかった*1偉大な過去のゲームだけど、2016年にリバイバルとして今一度DOOMの名を関したタイトルを出して、そして高い評価を受けたのはシューターなら知ってる話。初代と区別するためにDOOM(2016)とよく書かれるけど、面倒くさいから以下もDOOMリバイバルの方、俺が今やってる方を指すこととする。

 

このゲーム、グロいってので心配する人は居ると思うけど、そして実際録画を見たりスクショ見るとグロい、やっぱゴアい、それは間違いないんだけど。

ゲーム自体はものすごくスピーディーなFPSで、正直自分が殴った敵がどうなったかなんていちいち気にしてるヒマがないゲームである。

ある程度のゴア表現に慣れてる人なら、思ってるよりは気にならないと思うよ。Fallout4やれた人なら大丈夫だと思う。

あとはDOOM3が路線変更でDOOM系ではなくホラーチックで、後にF.E.A.Rなんかが続いて発展させたホラーFPSの始祖だからかホラーだと心配してる人も時々いるけど、DOOMリバイバルなのでちゃんと初代通りDOOM系だ。Serious Samとかが歴史の間を埋めたりしてる、由緒正しい頭空っぽで皆殺しゲーである。ホラーを恐れる心配はない。

 

プレイフィールは前述の通りスピーディーで、速い。キャラの移動速度も速い。射撃感もキビキビ。惜しむらくは初代通りショットガンとロケランをぶっ放す感触を引き継いでて、正確にヘッドをセミオートで抜き続けるみたいなゲームではない所。そのせいでシューター以外でも楽しめる程度に難度が収まってるので痛し痒しだけど、やりすぎるとAIMが腐るので程々に遊ぶことにしている。ちゃんと狙わなくていい銃を撃ちすぎると他に響くのよな……

難度は下げると敵の火力『だけ』が落ちる。敵の挙動や硬さは難度関係ないので、単純に自分が死にづらくなるだけでゲームそのものは変わらない。このバランス感覚は素晴らしい。難度あげたら敵が無駄に固くなるゲームを自分はシューターと認めるつもりはない。

しんどいと思う人は難度を下げてやればいいし、ヌルいと思う人は難度を上げればいいと思う。難度をいじることを恥じる必要はない。楽しく遊ぶのが何より大事だ。

最高難度のウルトラナイトメアは何食らっても即死みたいな感じなのでゲームを完璧に覚えるか時間を大量に使うかしないとクリアできない所まで攻めてくる一方、最低難度だと初見でもサイバーデーモンくらいしか殺しに来ないゆるゆる世界だ。

自分にちょうどいいところで遊べと多分デベロッパーの老舗idも思ってるだろうこれは。好きにしようぜ。

 

あと個人的に気に入ってるのがストーリー表現。

最近DOOMプレイ中にこんなツイートしたのだけど

DOOMは開始直後もムービーとかじゃくていきなり操作できる状態でさぁ戦え!ってなって、状況把握できる前からとにかく殺せ! って感じだ。

流石に時々動けないで話聞かされる場面はあるけど、あんまりないので自分でも我慢できる範囲。

そんな感じなので「むつかしいことはよくわからない」「オレサマ、オマエラ、ミナゴロシ」な同士は一緒にデーモンを粉々にしてまわろうぜ!

 

P.S.

ステージ4までTwitchで配信してみたりしてました。興味がある方は録画を残しておくのでどぞ。

SHMTのDOOM(2016)配信ダイジェスト stage:1 H(ELL)なOИEちゃんがしーむとの代わりにデーモンをミンチに救済をwww.twitch.tvから視聴する SHMTのDOOM(2016)配信ダイジェスト stage:2 H(ELL)なOИEちゃんがしーむとの代わりにデーモンをミンチに救済をwww.twitch.tvから視聴する SHMTのDOOM(2016)配信ダイジェスト stage:3 H(ELL)なOИEちゃんがしーむとの代わりにデーモンをミンチに救済をwww.twitch.tvから視聴する SHMTのDOOM(2016)配信ダイジェスト stage:4 H(ELL)なOИEちゃんがしーむとの代わりにデーモンをミンチに救済をwww.twitch.tvから視聴する

*1:1993年か……