絶賛墜落中の空中遊園地

大地とキスするまでに遊び倒せ

地味な進歩を重ねる地道な練習が大事

ロックスミス2014になってからというもの、アナウンスが丁寧語からかなりぶっきらぼうになり(翻訳方針の変更なのか、元々の英語のニュアンスから変わったのかは分からない(日本語でしかやってない))、やれ「うまくなってる」だの「悪くない」だのとぞんざいに言われるようになったプレイリザルトだが。

ちょっと繰り返しひいてるだけでいつの間にか90%を超えて「会心の演奏だ」だ「ロックスターの器だ(ロックスターだとは言ってない)」だと褒めちぎられてなんだかなぁ、である。そもそもまだ譜面を追うことすら怪しい、弾けちゃいない段階ですよっと。というか声色のせいで凄い『心にもないお世辞』に聞こえる……

ともあれ、ロックスミスのお陰でずいぶんと、この一年でギターもベースも指が動くようになった。様にならないし、弾けてるとも言える段階にないが、確かに進歩はしているわけだ。

はっきり言って、ちょっとやそっとひいたくらいで楽器ができるようになるわけない。10000時間とまでは言わないが(それはプロを目指す時間だ)、十分な積み重ねがないと技術なんて身につかないのは間違いない。

この本来苦しい辛い道程を「適当にゲームで遊ぶ」感覚でやり過ごせる、その点だけを持ってしてもロックスミスは素晴らしいし、有用だ。必死に何やるか考えてやってる鍵盤より明らかに進歩も速い気がする(ロックスミスの鍵盤版も出ないかなぁ)。

指がきちんと動かない、上手く各種テクニックがやれない、速いピッキングができない、なんて悩みは全て練習時間だけで解決する。いろいろと考えつつ、適切な体の使い方を目指して反復訓練すれば、自ずと答えは見つかる。この段階での悩みを解決するためにかつてあれこれと買った教則本は全部無駄だった。

効率的な練習方法、とか、画期的なやり方、なんてのはないんだ。

ただ地道な練習を地味に重ねるしかないんだな。

そんなストイックなことも思いつつ、しかし実態はゲームで遊ぶだけなギターとベース。ロックスミスのお陰でずいぶん進歩して感無量ということろ。これからも遊び続けていこうと思う。

 

PS.

そうそう、Steamの大型セールが始まったせいでRocksmithRocksmith2014もセールになっている。2014のDLCはセールじゃないが、2014でも使える前作のDLCはセール中。適当に買いあさり、テキトーに楽器を用意し、ケーブルも忘れずに買ってみんなもロックスミスやるといいと思うよ。