BFVのオープンβをやった雑感
BF4はつい最近もやってるくらいにはずーっとやっている。好きなゲームだ。
一方でBF1*1は全然やっていない。
なんとなーく、肌に合わない感じがあったのが大きいが、発売直後にチーターが暴れててちょっとテンション下がってたのも大きいか。Titanfall2とも被ってたし。
ただ、結局今またやるBFはBF1ではなくてBF4なのも事実である。
まぁしかし、そんなコトはどうでもいい。今更だ。このエントリの主題はそういう話ではない。
つまるところ問題はBFVなのだ。新作が出るのだ。今年、ついに。
DICE謹製BFはリブート後のBF3からずっとやってきている訳で、しかし今回のBFVは初めて前作をろくにやってないタイミングできた新作だ。
テンション上がらないのが正直な気分だ。
BF4の発展形のゲームならやりたいが、それをBFの方向性としてDICEが採用しなかったのはBF1から明らかであり。もしBF1みたいな感じのゲームだったら、多分今回もnot for meである可能性が高い。
ってことで先日のBFVのオープンβ、全く楽しみにしてなくて。「どうせ買わないだろうからやっとくかー」って気分でやり始めた。
で、結果として。
BFVはBF4とはぜんぜん違う方向を向いているゲームだったのだが。
どうにもBF1ともなんか違う。
ということでもしかしたら面白がれるかもしれないな、やるかもな、って少しだけ前向きな気分に今はなっている。
個人的にBF4も全肯定しているわけではなくて、例えばOperation Lockerは大嫌いだった。
BFは64CQであるって思っているので、思い描く大規模戦objルールの理想形にかなり近かったBF4の64CQにおいて、唯一プレイフィールが64CQではなくたんなるデスマッチに感じられていたOperation Lockerはやりたくないマップであった。
しかし、ご存知の通り、Operation Lockerは人気マップだ。なんならOperation Lockerしかないサーバーまである。
で、世間と自分の趣味の乖離をBF4時代も実感してた訳だが。
BF1に至っては全てのマップがいつでもどこでもプチロッカーみたいなプレイフィールに感じ、しかし世間的にはロッカー的ってのは正しい方向性のはずで、AAAタイトルであるBFの進む先としては間違ってないのかもな、not for meなだけで。
そんな気分だった。
だからBFVも似たようなものだろうと思って最初はやっていたのである。
だが実際にプレイしたら、良くも悪くもBF1ともまた違う、もちろんBF4ともぜんぜん違う、更に違うなにかに成っていた。
これからするのはそういう話だ。
↑これが初プレイの録画
BFV、最初はBF1以上に64CQ選んでやってるのにプレイフィールがデスマッチ、っぽいどころじゃなく完全にデスマッチ、ってことで正直「えー?」って感じだった。
しかも妙にキャラのHPが低く、初期の所持弾数も少なく、複数人抜きが結構シンドいので、かなり腕のいい人以外は皆まとめてワチャワチャしてガチャガチャ死んでるような、そんな感じがしていて。
旗の攻防がまともに行われてない感触*2の試合展開でもなぜか接戦になる、胡散臭い得点計算も想像しちゃったりで*3。正直、テンションが上っていたとはいい難い。
ただある程度兵科ごとの癖とか、使える銃とアタッチメントの組み合わせとか、そういうのを掴んでキルが取れるようになると、BFに、つまり64CQに求めていたのとは違うところの面白さが見えてくる。
つまり、面白いデスマッチのプレイフィールだ。
↑工兵兼突撃兵な感じのグレネーダーの初期アサルトにスナイパーの初期スコープをのせてる図。近距離腰撃ち中距離ADSフルオート遠距離ADSタップで全距離対応感。スナイパー相手でも頭に当てれれば割と撃ち勝てたりで楽しかった。
BFV、銃とアタッチメントの組み合わせ次第では割と離れた敵にもしっかり狙えば射撃が当たる感じがあり。
体力が低いから接近戦をするとどうしても削られて複数人の相手がしんどかったりするが、ある程度離れてる相手を討ち取れるなら当ててこない相手なら一方的にキルできる訳で、複数人を相手にできる感じになる。
正直、旗の攻防が主体の64CQで旗の外の敵を削り続けても自分のキルが伸びる以上の意味はない。BF4でそれやってる敵味方が多いとそのサーバーはまともに64CQができなくなるので自分は抜けてしまうだろう、そういうプレイだ。
なのだが、BFVだとそうやってひたすらデスマッチ気分で敵を倒すのは、楽しいのであった。
そもそも、無理して旗落としてもあまりリターンが感じられないので、自分のデスを積み上げてでも旗に前進圧力かける意義が感じられない訳で。BF4的な前線がきっちりできる感じのない、BF1的な感じも相まって、真っ先に旗に突っ込んでいくような動きをしないで、次の拠点へ移動したい敵を外でひたすら刈り取るようなキル稼ぎムーブが楽しかったのであった。
つまり、接近戦をしない立ち回りでいいことになってしまう。
なので、今までは絶対やらなかった事もやった。
偵察兵で、単独行動スナイパーだ。
↑スナイパーでひたすら単独行動してるラウンドの抜粋。この日は録画し忘れ多くハイライトも切っちゃってたのでドヤ顔したいクリップが残ってなくて見世物になるほどの絵じゃないのだが、まぁベータのお試しプレイの一部だってのと、そもそもプレイヤー俺だから大したプレイあるわけ無いじゃん、ってので許して欲しい
そもそも、BF4だと64CQやらせたいサーバーだと人数制限かけるくらいには偵察兵って嫌われていた。ラジオやセンサーなど重要なガジェットがあるので、64CQにおける役割をきちんと果たす偵察兵はむしろ必須なくらいなのだが、実際は芋砂して旗に絡まないプレイヤーが多かった。
なもんで、自分も偵察兵って正直いいイメージがなく、自分でやる気もしなかった。単純にAIMがヘタでボルトアクションライフルじゃまともに戦えない、って問題もあったが、そもそも扱えるようになる練習をする気もなかったって話。
だったんだけど、BFVは前述の通りBF4的な意味での64CQは端からできないので、しかも遠距離を刈り取るデスマッチプレイがハマる感じなので、じゃぁ初期装備でスコープもついてる*4偵察兵の初期銃を使ってみるべきかーって初回でも触っていたが。その時点で思ってるより当てやすいのと、ちゃんとHSしないと死なないのでずるしてる感じもなくて*5やってて楽しかった。PUBGでKar使ってる時のノリだな。
ベータの終わり際は偵察兵だけやってたりもしたけど、なんだかんだでキルはアサルト持ってる時と同じくらいには伸ばせるようになったし、死ぬのも迂闊に寄らせた時か手練にカウンタースナイプもらった時くらいなので納得感もって死ねたし、サーバーの戦況にかかわらずある程度自分の意図した感じにデスマッチはできたし(しかし64CQはできない)、まぁまぁ楽しめた感じだ。
本気でやり込むならQS的な近接撃ちと、メインで狙うそこそこの距離で動いてる相手の頭狙う技術、その辺を鍛えないとダメそうで、つまりFPSerとしてレベルアップをはかる必要があるので、その辺も前向きになれる理由だね。
あと、これはベータ終わったあと知ったけど、今作では偵察兵は単独行動ができる兵科として意図的にデザインしてるそうで。正直、分隊行動してこそのBFだと思ってるけど、実際問題、野良だとまともな他兵科の支援なんか期待するべきではないので。その辺で萎えたりせず最初から自分の力で自分の結果を出す様になってる兵科なら、野良でも楽しく遊べるかなぁ? って期待もある。
正直BF4でもフレンドと一緒じゃないとやる気は出ないので。BF1をあんまりやらなかったの、誰もフレンドがはまらなかったってのが大きな要因だと思うし。
その辺でBFVは、やれば実際にはプレイ時間が伸びるかもなーって思っている。
まぁそんな訳でBF1が合わなかったせいで個人的にイマイチ盛り上がってなかったBFVに、オープンβを経てそれなりに期待してる感じになったよ、って話でした。
ベータの結果を受けて割と調整を入れるって話だから、それがプラスに働くことも祈っておこう( ó㉨ò)人
*1:数字のせいでわかりにくいが、こちらがBF4のあとに出たより新しいBFシリーズのゲームだ
*2:ざっくり。BF4で面白い64CQやってる時とダメな回ってない64CQやってる時の差異を感覚的にはなんか感じちゃうので、その延長の感覚(ざっくりふわふわした言動)
*3:たぶん、旗の差がよほど開かないと拠点数で大きい差がつかないように調整する係数がかかってる、そんな感じ。BF4の感覚で旗を撮れてないからヤバイと思っても全然平気だったり、無理して取りに行っても特に有利ができてなかったり
*4:時代的に光学サイトあるはずないので他の銃がアイアンサイトなのはいいのだが、なんでスナイパーだけスコープ付いてるんだろね? まぁ他のも自分でつけたら付くけど光学サイト
*5:どうにも胴撃ちでも1s1kで倒せちゃう銃は嫌い