絶賛墜落中の空中遊園地

大地とキスするまでに遊び倒せ

Rocksmith 2014で練習にぴったりなおすすめ曲の紹介2:DLC『Bachsmith』編

まさかこれが続くとは思わなかっただろう? 自分もです。

ということで第二弾行ってみよう。

……の前に前置き。このエントリではRocksmith2014でギターを練習していくにあたり、へたな攻略本より有効な練習が(結果的に)できる曲を紹介する。

と言うか、かつて弾かない頃に教則本マニアだった自分が教則本で見たなぁ、的なフレーズに近いフレーズがある曲を紹介していく。

挑戦してみて難しすぎると思わなければ紹介してる曲を優先的に弾くと上達が早くなるかもしれないといいなぁ……(三重の弱腰)

んじゃ行ってみよう。

なお今回は全部ダウンロードコンテンツBachsmithの曲となる。

ちなみに譜面も公開されている*1のでロックスミス持ってない人も試しに弾いてみたらいいと思う。

ロックスミス専用にアレンジした曲だけあって練習用によくできてる。こういうの増えるといいのにな。と言うかデフォで積んで欲しい。

”Little” Fugue in G minor - Johann Sebastian BachDLC

バッハの小フーガト短調、をアレンジしたもの。

バッハはピアノでも教則用の練習曲としても有用と認識されているだけあって、非常に音楽的かつ規則的なフレーズを練習することができる。

  • きちんとオルタネイトピッキングで弾く
  • 左手をばたつかせないでフィンガリングする

ことをきちんと守りつつ、この素敵なフレーズをよりよく聞かせる強弱の付け方やピッキングニュアンスのコントロールまで意識していけばかなりの練習になるんじゃないかなと。

最近やっと通しで弾いても頭が全く追いつかない感覚が無くなったので、取り敢えずはプラチナ目指して頑張ろうと思う。

Moonlight Sonata: Adagio Sostenuto - Ludwig van BeethovenDLC

ベートーベンの月光、をアレンジしたもの。

こちらも誰でも知ってる名曲なわけで、練習する価値はいちいち言うまでもない。

トライアドのアルペジオを繰り返していく関係上、トライアドの音を覚えながら弾いていく重要な練習の取っ掛かりになる。*2

コードをスッスと綺麗に弾く練習をロックスミス始めてからこっちさぼってたのでちょうどいいのでしっかり引いていきたいと思ってる。

こちらもプラチナ目指して今まさに取り組んでる所。

 

ちなみにBachsmithの中で簡単なのは小フーガト短調と月光の2曲だと思うので、まずこの2曲から始めるのがオススメだ。

Rondo all Turca - Wolfgang Amadeus MozartDLC

モーツアルトトルコ行進曲、をアレンジしたもの。

トルコ行進曲は有名なのが2曲あるけれどモーツアルトの方ね。タカタカタン、タカタカタン、タカタカタカタカタカタカタン、チャーララッチャッチャッチャー(しつこい)……とにかくこっちの方。

アレンジとしてはなんとなくスパニッシュ感あるアコースティックな感じになってた。

まだあんまりしっかりと弾いてないのだけど、こちらは上2曲よりはテンポが速い分、少し難易度が上がってるかな、と思う。がそれほど難しくもない印象だったので上2曲が片付いたら次はこれかなと思ってる。

フレーズはやっぱり運指練習的なスケール上の反復運指になるので練習には最適と思われる。

In the Hall of the Mountain King - Edvard Grieg(DLC

グリーグの山の魔王の宮殿にて、をアレンジしたもの。

ということだが、この曲だけ自分は知らなかったのでよくわかんない。何時頃の方ですか……?

弾いた感じ、フレーズを反復していくので練習曲的だとは思った。難易度的には……んー小フーガト短調よりは上……んー同じくらいかも。知らない曲なので殆ど触ってない。

ただ、練習曲的なのは間違いなく。反復練習して弾けるようにすると得られるものは多いはず。というかそうなるようにBachsmithはどの曲もアレンジされてると感じる。

Ride of the Valkyries - Richard Wagner(DLC

ワーグナーワルキューレの騎行、をアレンジしたもの。

とってもメタルな感じになっており個人的にBachsmithで一番好きなアレンジ。ワーグナーも元々好きだけど、アレンジがホント好みにどっかりはまってる。

ざっと弾いた感じ現状だととても手に負えないので上3曲をきっちりやってから改めてしっかり練習し始めるつもり。難易度的にはロックスミスの収録曲の中で高い方ではないとは思う。

練習曲適正の話をすると、全体的に音符のつまり具合が大体均質で、どこかは弾けても他は無理、みたいなことが発生しづらそうなのは練習曲向きだと思う。

 

 

 

弾いてみると面白かったせいでまだジミヘンのDLC買ってないでひたすらBachsmithやってるのだけど。指がどんどん回るようになって楽しいのでぜひみなさんもやってみて欲しい。

Rocksmithでギターが楽しくなる人が増えますよ~に!

*1:ただしトルコ行進曲以外。アレは譜面なしで録音されたらしい……インプロだったのかな?

*2:トライアドを3つの音だけ鳴らしてルートの弦を変えつつインバージョンを変えつつどのポジションでもすっと弾ける、ってのが自分が当面の目標としてることの一つ。指板の音を覚えれるし、コード進行の中でコードトーンがどこにあるか覚えられるし、アッパーストラクチャーまで考えれば応用上弾けるフレーズも多彩、といいことづくめだなと思っているので。スケールとフレーズをコード進行ごとに覚えようとすると散漫で体系化しづらい知識になりそうだな、と感じているのもあるし、まずバッキング、そののちにリードと練習が進むことになるので大事なことから身につけられて良いな、とも思っている。