skyrim Mod 導入方法簡易フローチャート
skyrim Mod 導入の備忘録。
- 手順0:Mod導入で使うことになるツール類を入れる
- 手順1:英語版の日本語化(必要なツール:BSA Browser)
- 手順2:Skyrim Script Extender (通称SKSE)を入れる
- 手順3:SkyUIを入れる
- 手順4:好きな Mod を好きなだけ入れる
- 手順5:ロードオーダーを整える
- 手順6:Bashed Patchの作成
手順0:Mod導入で使うことになるツール類を入れる
まずNexus Modsのアカウントをとる。基本的にほぼ全てのModやツールはここから入手する。
次になんでもいいから.7zを解凍できるツール(例えばALZip)を用意する。
準備ができたら以下のツールを導入する。
必要そうなら以下も。
手順1:英語版の日本語化(必要なツール:BSA Browser)
Modは日本語版では動かない。動くものもあるかもしれないがほぼ全てが英語版じゃないと動かない。しかしせっかく日本語で遊べるゲームだ、Modを入れた上で日本語で遊びたいのが道理だろう。
これは、英語版に日本語版から取り出したファイルを導入することで可能となる。この『PC英語版の日本語化』のやり方はSkyrim Wiki JPに詳しい記載がある。やり方をまったく知らない人、初めてやる人はそちらを参照されたし。
要するになにをするのかというと、ローカライズに関わるファイルを日本語版から抜き出し別枠で保存した上で、英語版に戻し英語のファイルネームに変更した日本語ファイルで英語版のデータを上書きする。言語に関わるファイルだけを日本語版のものに差し替えようということ。これで動くってことは日本語版の独自実行ファイルって必要ないんじゃないか?
音声データはSkyrim - Voices.bsa と Skyrim - VoicesExtra.bsaに入っている。
他のローカライズファイルはInterfaceフォルダとStringsフォルダの中。
日本語版のStringsフォルダの中にあるJapaneseとついたファイルをEnglishへとリネームした上で英語版のStringsフォルダへ。元々の英語版のなんちゃらstringsファイルも参照することがあるのでバックアップ推奨。
ただしバージョン1.9.32.0現在はSkyrim_Japanese.stringsをリネームして使うと不具合が出るので使わない。英語版のEnglish.stringsを書き換えて使う。その作業をオートでやってくれるパッチを公開してくださってる方がいらっしゃるので感謝して使う。
日本語版のSkyrim - Interface.bsa の中からBSA Browserを使って取り出したfontconfig.txtとbook.swfとfonts_jp.swfは英語版のInterfaceフォルダに入れる。
DLCがある場合は日本語版の各BSAの中に_Japanese.dlstringsと_Japanese.ilstringsと_Japanese.stringsの3種があるのでこれをEnglishにファイル名を変更した上で英語版のStringsフォルダへ。
作業が終わったらとりあえずこの状態で一度skyrimを起動。動作確認。グラフィックの設定もやっておく。
ちなみに、日本語化作業はWryeBash使ってBAINでインストール・アンインストールできるようにしておくと大変楽。ついでに公式のパッチで環境が書き換わる可能性も考慮にいれてクリーンインストールのDataフォルダを丸ごとBAIN化しておくとより気が楽。この段落の内容が理解できない人はキニシナイ。
手順2:Skyrim Script Extender (通称SKSE)を入れる
これがないと動かないModが多い、有志による拡張スクリプトSKSE。次の手順で入れる必須Modで必要なので必ず入れる。
ダウンロードしてきたら、.dllと.exeのファイルとDataフォルダをskyrimフォルダ(Dataフォルダではない!)へ。
今後はこのskse_loader.exeからskyrimを起動する。Steamのライブラリから立ち上げたりしないように。
手順3:SkyUIを入れる
なんども指摘している欠陥だらけのユーザーインターフェースを変更するMod。他のModの設定画面を提供する機能があるので事実上必須。なにも考えずに入れるべき。
導入はNexusのSkyUIのページでDOWNLOAD (NMM)のリンクをクリック。NMMが自動で立ち上がって勝手にModをダウンロードしてくれる。以後、ModのダウンロードはNMMに任せると面倒が少ない。
NMMはModのダウンロードだけでなくインストール・アンインストールの管理もできる。Wrye Bashの使い方がよくわからないならとりあえずNMMでインストールしても良い。やり方はNMMのダウンロード済みMod一覧の画面で該当Modをダブルクリックするだけ。
手順4:好きな Mod を好きなだけ入れる
満足するだけ入れよう。
なに入れればいいのやら、な人は Skyrim Mod データベース をじっくり眺めてみるといい。
うちのオススメ Mod リストの記事(これとか→独断と偏見に拠る誰もが導入すべき skyrim mod リスト)を見ても良い。
手順5:ロードオーダーを整える
BOSSを立ち上げてハイおしまい。
BOSSがなかった頃の Mod 導入はこの部分がすごく大変だった。今は楽ちんだ。
手順6:Bashed Patchの作成
Wrye Bash はこのために入れた、な Bashed Patch の作成。
と入っても obivion と違い skyrim では現状必要性は薄い。Leveled List をいじる Mod を入れたなら必要だが、そうでないならとりあえず気にしないのもひとつの手。
やり方がわからない人は Wiki の該当ページを見よう(丸投げ)。
ゼロから Mod を導入する場合の流れはつかめただろうか?
個々の手順の解説はよく見かけるが、Mod を入れる時の作業全体の流れみたいなものをざっくりでいいから把握してないと、結局なにをどうしたら良いかよくわからないだろうと思い書いておいた。
(主に忘れっぽい自分が未来に再構築する時の役に立てば幸い)