改カードもでだしてる昨今
艦これアーケード、ぼちぼちやりつづけている。
ゲームセンターが遠いので相変わらずまれにしかやれないが。
8月以降、時々連コができるくらいの0~2人待ち程度で回っていて、数時間おきにしかプレイできず連プレイしたければ朝から晩までゲーセン張り付きという苦行だった時とは状況も変わってきた。
おかげで苦行となる1-1回しを集中的に行うなんてこともできて、手持ちのカードを全部星5にできた。相変わらず手元にレア駆逐はいないが、ほとんどの艦娘を所有して星5にしてある状態となった。
こうするとなにがいいかというと、建造でハズレ枠が出ても改カードになる可能性が出てくるってことだ。これで戦艦レシピ650/414/700/200で陸奥改・金剛改に加えて多摩改が出た。CA/CL/DD辺りの改は狙って引きづらいので、建造で引っ張ってこれるのはありがたい。そうでなくともめぼしいドロップも建造結果もない日に多摩改だけ引けたのは精神衛生上とても良かった。一日に5プレイもして使わないいらないコモンカードだけしか出ないとやはり辛いもんだ。
そうそう、建造も以前は必要資源の関係でやりづらかったが。連コできるようになってきたおかげであとから始めた自分みたいなのも3-4ループで提督レベルを稼げ自然回復限界を引き上げられたおかげでだいぶ楽になった。それでも重たい開発をぶん回すにはまだ9200上限でも足りないが……まぁ、やるたびに勝手にレベルは上がっていくからいずれ気にならなくなるだろう。
そんなこんなでカードはぼちぼち揃ってきて、今後は良くなる一方だと思えるようになったが。
艦隊そのものの戦力水準は低いままだ。
Lv50を超えてるのは漣改だけで、他は高くても30そこそこ。アーケードは本家ブラウザゲーよりレベルが低くても戦えるとは言え、この低さでは「強い敵」を投入されたら苦労するのは明白だ。
なにやらゲーセンでもイベント海域をやるとかいう不穏な話も公式から出てしまってるし、横鎮から大湊へ左遷された系新参者の自分は知らないブラウザ版最初のイベントがベースになるようだし、ちょっと必要なラインが見えてない状況だ。
航空戦艦が必要ってほんとなんですかね?持ってないんですけど(小声)
イベント始まってから後悔するのは嫌いなタイプなので、レベリングと開発には力を入れておきたいところだ。
そう、開発だ。
32号電探は2つ、14号電探は1つと現状のヘボさを思えば割りと大型電探は持ってる状況なのだが。最初から大型電探を回したせいで艦載機も砲もしょぼいままである。流星改も烈風も46cmも15.5cmもない。これは、かなり良くないのではなかろうか?
そんな感じで自然回復限界に達した資源を見てもったいないと思いつつ、増大しても特に近いゲーセンに艦これアーケードが入ることがなかった現実に打ちひしがれつつ、次はいつ行こうと思い悩む毎日なのである。
なんで2016年現在にゲーセンなんか行くんだろ? と思うこともあるが、こんな感じで悶々としているのも楽しいのかもしれない。
のーまんずすかい、とひらがなで書くしかないようなあの子
No Man's Sky、発売日に買って、なんだかんだで110時間遊びつくしてあったりする。
買ってない人とかほとんどやらなかった人の声が大きくて辟易したりもしたけども、実際問題ゲームそのものも色々と辟易させてくれたので言及する気がなかなか起きなかった子でもある。
いや、110時間遊べたってことは楽しめたってことなんだけどね。やればやるほどしょうもないなーと苦笑させられる、ダメな子ほどかわいい系ゲーだったのは間違いない。
なにがしょうもないかを個別に語ると、くどくどしてしまう。のでさっぱりまとめると、要するにNo Man's Skyは発売された状態が依然としてまだゲームではない素体だった、という話になる。
無限に広い自動生成フィールドがゲームを作るための素材として素晴らしいのはそこを旅して回るだけで110時間使えたことから明らかだが。普通のゲーマーは探索できるマップを投げつけられただけで喜ばない。現代のゲームは砂場ではなく遊園地であるのが基本なのでなおさらだ。そりゃまぁ、これをAAAとして、期待の新作として売ったら騒ぎにもなるだろうなぁ、と思うしかないのだ。
一方でなにもない単に地形があるだけという自動生成フィールドそのものは、かなり魅力にあふれるものだった。徹底的に細部まで「わかっている」デザイナによって作られた地形と比較すれば、たしかにゲーム的な演出のなさにしょぼく感じる向きはいるだろう。
しかしこの、
誰かの意図で作られた訳ではない地形というのは、つまり自然と同じ
なのだ。それが一番の魅力なのだ。
思いがけず見かけた素晴らしい景色は、誰かが素晴らしく思われるように作った偽物ではない。電子データの世界で自然に生まれた一つの世界が持つ景色なのだ。この感動は、現実で旅して回って風景に感動するのと同じ方向性の体験だ。
ゲームにおいてこんな体験ができるというのは、もちろん初めての経験で。この体験には未来を感じた。強く、感じた。
ぜひともこの自動生成フィールドを使って、面白いゲームを作って欲しいものだ。ゲームデザイナを雇ったりしないかなこのデベロッパ。もしくは同等水準の自動生成技術をイケてるゲームハウスが身につけてくれないものか。
結局、No Man's Skyの宇宙には、惑星には。
誰もいなかったし、意味もなかったし、全ては始まる前から終わっていた。そもそも実装されてなかったからね。
銀河センターにもなにもなく、更に虚無感が増す、ない方がまだましな演出がちょろっとあっただけだったが。
それでも110時間の旅には意味があった。
無為に時間を使うが娯楽。
無限に広がる何もない宇宙の無限にある惑星をひたすら探検する一切の意味を持たない経験に意味を見出す人は、ひどい評判がついてしまった今作をやってみていいと思う。
この宇宙にだって意味がある保証などないのだから。
しめに、本作の旅で気に入った景色のSSを貼っておく。プレイした人はガンガン旅のスナップ写真上げるノリでネット上にSSをおいてくれるといいなーと思うよ。楽しいからね。
「この旅に意味は無い。だから最高なんだ」
— しーむと (@SHMT_) 2016年9月12日