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艦これ攻略:効率の良いレベリング法指南

レベリングに関してつらつら書いたプレイ記のアクセスが多い! 皆が気になるのは結局そこか。

ということでレベリングについて現時点での自分の見解を披露しよう。

ポイントは時間効率と資源効率の両立だ。

真っ先に意識すべきことは資源効率

艦これは資源を戦力に変換する効率を考えるゲームだ。獲得した資源をいかに適切な戦力へと変換できるか、それがゲームの進行速度を決める。

レベリングはそのための手段の一つだ。

RPG畑の人はレベリングのコツは時間効率だと思っていることが多いだろうが、艦これの場合、時間効率だけでなく資源効率を意識しないと行けない。資源消費の割に得られる経験値が少ないなら、時間効率が悪くなくても結果的に資源がすぐ尽きてレベリングが進まない。

大事なことなのでお忘れなきよう。

具体的なレベリング方法

改造していない艦を育てる場合

3-2-1レベリング

艦これのレベリングを検索すると真っ先に見つかるだろう方法が3-2-1レベリング。ネット上にもたくさん解説があると思う。ただ古い情報(2013年8月のアップデート前での敵が弱かった時の情報)が多いだろうから、2013年10月11日現在での方法をまとめておこう。

まず、艦隊編成。

以上6隻からなる艦隊を編成する。

この艦隊で3-2に出撃し、一戦目だけ戦い撤退することを繰り返す。これが3-2-1レベリングだ。

この艦隊は開幕航空攻撃・開幕先制雷撃・砲撃戦最初の戦艦の攻撃の合計3種類の先制攻撃を行うことで、敵になにもさせずに一方的に攻撃することを目論んでいる。また撃ち漏らしが出ても敵は水雷戦隊しかおらず砲撃ターンは全て潜水艦への爆雷攻撃となるので育生対象艦を含む他の艦は被弾せずに済む(砲撃でmissが続き雷撃ターンに敵が小破未満で残ってたら祈る)。

一戦目だけ戦い撤退することを繰り返すと疲労がすぐたまってしまうが、空母系を交代させなくてよいのもポイント。空母の開幕航空攻撃は疲労の影響を受けない。赤疲労のまま空母はそのまま連続出撃させて良い。逆に(先制)雷撃や砲撃は披露すると全く当たらなくなる。潜水艦と戦艦と甲標的母艦は疲労したら交換しよう。他の艦は赤疲労のまま回せるので交代要員がいる限り連続して出撃可能というのがミソ。

旗艦においた育生対象が被弾するリスクを極めて小さくできるので、改造すらしていない弱い艦を一気に育てるのに向いている方法だ。

ただしこの方法は出撃コストが重い空母や戦艦を旗艦に据えず出撃を繰り返すので資源あたりの経験値効率が悪い。育生対象が時間あたりに獲得する経験値は多いのだが。弱い艦を急いで育てる事が可能だが、資源が無駄になるというトレードオフだ。

繰り返す。3-2-1レベリングは時間効率は良いが資源効率が悪い。

よって他の方法が使える時は選択すべきではない。

演習を利用する

演習はどんなにダメージを受けても実際には壊れない。戦闘に出すとすぐ壊れる改造していない艦は演習で育てると修理代がかからない分、資源効率がよくなる。

ぎりぎり勝てる程度に主力を入れて、残りを育生対象の艦にした艦隊で演習を回るのは資源効率の面でかなり有効だ。

ただし、演習は一日に10回しかできない。時間効率はよろしくない。

遠征も馬鹿にならない

駆逐や軽巡の場合、遠征をしてるうちにレベルが上がるってのも馬鹿にならない。

特にキラキラ遠征をしてる場合は経験値が倍になってるので時間効率も案外馬鹿にできなかったりする。第一艦隊と並行して経験値をかせぐ形になるのも大きい。また、資源は遠征だと増えるので資源効率は出撃で稼ぐ時と比較にならない。

そうでなくても、じわじわとはいえ確実に経験値が入り続ける、しかも資源は減るのでなく増える、ってのは長い目で見るとかなり大きい。

バケツを利用して最前線へ

バケツの消費がある程度可能なら状況なら最も獲得経験値が多い海域へ無理やり出撃するのも手だ。すぐ壊れるので時間効率を意識するならバケツ修理は前提。修理代の分、資源効率は悪くなる。

改二追加とかでとにかく急ぎたい時は選択肢の一つだ。

改造している艦を育てる場合

ここからが本題だ。改造している艦ならここまでに上げた方法よりずっと良い手法が使える。時間効率だけじゃなくて資源効率も考える、それが良いレベリングの近道だ。

ポイントは旗艦MVPで効率よく経験値を入れるだ。

4-1レベリング

編成する艦隊は以下の通り。

  • 旗艦:育てたい艦(改造必須、対空以外近代化改修MAXがベター)
  • 旗艦より与えるダメージが少ない改造済みで装甲MAXの艦5。駆逐改5がベター。水雷戦隊はコモンソナーくらい装備させておくと潜水艦を安定して狩れる。また潜水艦なら改造してなくてもレベルしだいで行ける

この艦隊で出撃すると十中八九旗艦がMVPをとる。旗艦MVPでS勝利だと獲得経験値は1116だ。一戦当たりでこれだけの経験値が入るので、資源消費に対する獲得経験値で考えると極めて高効率だ。

また、旗艦がMVPを取りつづけるのでキラキラが維持される。つまり旗艦の疲労抜きが不要となるので、旗艦以外を全部交代すれば連続出撃可能だ。こうすることで時間効率も最大化できる。

時間効率、資源効率、両面から高効率なおすすめの方法となる。改造済み艦の数が揃ってきたら3-2-1レベリングから切り替えるのをおすすめする。

育生対象にする旗艦は、戦艦・空母・雷巡だとなにも考えなくても旗艦MVPが安定するので楽。また、重巡・航巡・火力が高い軽巡も他が火力低い軽巡や駆逐艦ならだいたい旗艦MVPを取れるだろう。装備を考え夜戦に行くことを前提にすれば全員駆逐艦でも十分に旗艦MVPをとらせ続けられる。

ボスに行けない時のマップ端で戦う戦艦を避けて下1戦目か左2戦目で撤退すると被害が抑えられて良い。ボスは戦艦を含まず弱いので戦果なりドロップなりを狙って3戦目までやるのもありだが、ボスから外れて戦艦の相手をするリスクはお忘れなく。修理コストをかけると途端に資源効率は悪化する。

4-2レベリング

道中に戦艦がいない4-2で旗艦MVPによる育生を狙うのもありだ。基本的に4-1レベリングと同じ方法だが、育生対象含めて4-1より強い艦隊にしないと修理コストがかかって資源効率が悪化する点に注意。

ボス前に空母flagshipがいるので対空もMAXにしておきたいが、艦隊防空装備をつけておけば割りと耐える。またマップ端はボスに行くか輸送船に行くかの二択なので精神衛生上良いのもポイント。ただしボスが戦艦ル級flagshipなので被害を押さえるのはなかなか難しい。修理コストを含めて資源効率を考えると4-1とどっちがいいかは悩ましい。ただし、海域経験値が多い分、時間効率はちょっと良くなる。

4-3レベリング(潜水艦狩り)

基本的に4-1で旗艦MVPをとらせればどの艦でもレベリングできると言えるが、水雷隊はやはり素の能力が低いので少々手間だ。水雷隊が倒しやすい潜水艦を相手取るほうが旗艦MVPは取らせやすい。

ということで4-3の登場だ。ここは羅針盤を艦隊編成でかなり制御できるので見た目よりずっと狙った通りのマスに進みやすい。

編成は駆逐艦1以下を含む対潜艦4、戦艦1、軽空母(彩雲装備)1の6隻。旗艦MVPをとらせたい艦をもちろん旗艦にする。

この編成(正確には駆逐艦を2隻以上含まない編成)だと必ず開幕は南下する。南の西側マスが潜水艦マスだ。ここからは重巡2隻を含まない艦隊だと必ず北か南の潜水マスに向かう。よって2連続で潜水艦を主体とする敵艦隊と戦える。一回の出撃で最大10隻の潜水艦を狩れるのでデイリーやウィークリーの消化にもオススメだ。

潜水マスを2回戦ったら撤退しよう。

ちなみに開幕で南側の東マスに行くと潜水艦がいない上に戦艦flagshipが出てくる可能性がある。こっちに行ったら祈ろう。しのげればこのあとは必ず隣の潜水マスに向かう。その後は上記の通り。

旗艦じゃない位置に戦艦が入るので資源効率が悪いが、3-2-1よりは圧倒的に時間効率が良くなる。ちょっと4-1で旗艦MVP取らせるのは辛いって艦を育てる場合は選択肢に入れて欲しい。

ちなみに、対潜は艦自体の値より装備の値のほうが10倍ダメージに寄与する。対潜が低い艦でも三式ソナーや爆雷をガン積みすれば確実にMVPを持っていける。三式ソナーは10/11/11/30、三式爆雷は10/30/10/10を100回も回せば十分な数が揃うだろう。

5-2レベリング

妙に難易度の低い5-2もレベリングに向いている。

開幕雷撃と単純に打撃力の高い艦をお供に道中撤退でループというのがまず一つ。主に戦力としてイマイチな艦を無理やり育てる場合の方法だ。

もう一つは軽空母1正規空母2を過不足なく含む艦隊でボス撃破を繰り返す方法だ。

どちらも被害が抑えられるなら資源効率も悪くないし、バケツをある程度使っていけば時間効率も良い。イベント海域を制覇することを目論むレベルの艦隊はこんな感じでレベリングする。

5-3レベリング

2013.10/11現在での最前線5-3が、もっとも海域経験値が多いので一番時間効率が良くなる。資源効率を悪化させず回せるならここが現状の最善となる。

それなり以上のレベルな重巡(or航巡)を主体とする艦隊なら周回可能だ。

ともかく、一番経験値を入れたい艦を旗艦にしてガンガン殴り合おう。

経験値多いし輸送船も安定して狩れるしレベルがそれなりにあってバケツに余裕があったら現在屈指の稼ぎ場だ。S勝利が安定するならデイリーやウィークリーの潜水艦狩りも行ける……はずだがS狙いはさすがに辛い?

装備は重巡は主砲副砲電探缶、駆逐と軽巡は主砲爆雷ソナー。対潜が十分そうなら連撃装備なりカットイン装備なりにソナーだけでも良いだろう。また、4スロ軽巡の夕張が輝く状況でもある。

周回するなら戦艦はやめておこう。修理コストの面でも道中夜戦での安定性でも5-3向きじゃない。戦艦空母雷巡ならどこでも育てられるわけだし、素直に他では稼ぎづらい艦を使うほうが良いのではなかろうか。5-3が他の海域だと育てづらい艦を育てやすくなってるのは、様々な艦種を育てて今後に備えようという運営からのメッセージともとれる。

演習は強い艦でも悪くない

演習は相手次第だが、Lv99付近の艦が1隻目と2隻目なら旗艦MVPで獲得経験値2000超もある。旗艦だけ燃費の悪い艦にして勝てるなら、資源効率では最高の場所だ。

 

 

さてと。いかがだったろうか。

艦これでのレベリングは時間効率だけでなく資源効率も重要だと伝わっただろうか? どうもこの視点から艦これのレベリングを評価している人をネット上で(自分が調べた範囲だと)見ないので、目新しく感じた提督も多いのではなかろうか。

時間効率と資源効率。この2つを意識して、うまく艦隊を底上げしていってください。やってみれば意外と廃プレイがなくともLv99は遠くないと気づけるはずだ(それでもかったるいのは違いないが、ね)。